2024/05/07 (Tue) 22:10
「飯島実さんのふしぎヒコーキワークショップ2024」開催のご報告

令和6年4月21日(日)、6年ぶりで「飯島実さんのふしぎヒコーキワークショップ2024」を開催し、参加された子どもから大人まで総勢50名とともに楽しみました。講師は元紙ヒコーキの世界チャンピオンの飯島実さん。また、飯島さんのご友人で、こちらもバルーンの元世界チャンピオンであるチャーリーさんこと篠田卓さんにも登場いただき、ふしぎひこーきと共に、「空気」や「重力」の存在を子どもたちに伝える世界観を表現していただきました。

ワークショップの前半は、スペース1で参加者の皆さんとふしぎヒコーキづくりが中心の時間です。
発泡スチロールを薄く切り出しただけのシンプルな素材は、ひと手間加えるだけで、ふしぎな飛び方をしていきます。時にはグライダーのように滑空し、時にはくるくる回りながら浮遊する姿は非常に幻想的で、普段見ることのできない「空気」を感じることができます。
飯島先生は植物の「種子」から発想して、ふしぎヒコーキの作品づくりを考えていることなど、一般的な紙飛行機とは違う面白さを参加者の皆さんに伝えていました。

後半は明るく広々とした2階アトリウムに場所を移し、ゴムを使って空高く飛ばす「ラワン」等で遊びました。
チャーリーさんの作品である「地球」のバルーンに向けて、参加者のみなさんが夢中になって「ラワン」を飛ばしました。
「ラワン」は高く上がった後、くるくる回りながらゆっくり落ちていきます。その姿はまさしく「種子」そのものです。


最後に,飯島先生が紙皿の中にふしぎヒコーキを詰めて飛ばすと同時に、チャーリーさんの仕掛けでたくさんのふしぎヒコーキが噴射され、アトリウム中が空中のバルーンとふしぎヒコーキにあふれた幻想的なシーンを作り上げ、ワークショップは終了となりました。

参加された皆様、そしてボランティアスタッフの皆様、ありがとうございました。