シャクナゲの香満ちて・・山本邸オープンガーデンとお食事会

2011/06/20 (Mon) 13:46

6月18日(土) 山本仁さん5回忌とオープンガーデンを兼ね、お食事会が開かれました。
早いものです。モエレ沼公園誕生の親である山本さんが亡くなってから5年の月日が経ちました。
この会は、東京から川村さんが来札するとのことで急遽設定されたものです。


この日、天気予報は曇りのち午後雨。
山本邸のオープンガーデンには20数年前、山本さんによって植えられたピンクと紫のシャクナゲがいまを盛りに見事に咲き誇っていました。
ことしは例年より1週間遅く満開。奥様の挨拶は、「主人がみんなが来てくれるのを知り多少遅らせたのかも・・・」と少々感傷的な言葉で開幕です。


テラス越しに咲き誇る庭のシャクナゲを見ながら奥様の心づくしの手料理を頂き目も胃も大満足です。
さすが、火~金は自宅でホームレストランを開いているプロの料理人の仕事です。


食事会の後は、ブラックスライドマントラのお掃除会もスケジュールにいれていたのですが予報どおり雨になりました。
残念ながらここの判断でお掃除会は中止としました。


しかしです、新しいMFC局員と、鈴木さんご夫婦を大通に残していたのです。

おなかがいっぱいになると、大事なことを忘れるものです。腹八分目が大事なことを知りました。大いに反省しています。この場を借りてお詫びいたします。申し訳ありませんでした。


山本さんのお店

★ ランチダイニング 葉菜(はな) ★

札幌市清田区北野6条5丁目5-4
011-882-5171
営業時間 [夏季営業] 11:00-15:00(LO14:00)
定休日 土、日、月曜日 (冬季は休業)

モエレの桜

2011/05/12 (Mon) (Thu) 14:16

本日、所用にてモエレ沼公園まで。
桜はどうかな~と周ってみると…

こんな感じでした。
中にはシートひいて、お花見している方たちも。

見ごろは今週末くらいでしょうか?
お天気が心配ですが…


「ふしぎヒコーキワークショップ」を開催しました。

2011/05/06 (Mon) (Thu) (Fri) 13:38

5月5日の「こどもの日」に、家族向けのワークショップ「ふしぎヒコーキワークショップ」を開きました。

 

今年で8回目を迎え、モエレ沼公園の行事としてすっかりおなじみになりました。

今年も好天に恵まれて、たくさんの参加者があり、

先生役の飯島実さんオリジナルの不思議な飛行オブジェの制作に挑戦しました。

私たちは、参加対象をお子さんと保護者、と考えていましたが、

今年はご高齢の方たちだけの参加もあり、多くの市民に興味を持たれていることに気づきました。

 

今年は飯島先生の提案で、東日本大震災で被災された方々を支援するために

先生が作って下さった様々な飛行オブジェや材料を参加者や公園利用の方たちに販売し

その売上金を被災地支援グループに寄付することが出来ました。

参加者の中には宮城県から実家のある札幌に避難して来られたご家族も

おられましたので、大きな金額ではありませんでしたが、私たちの気持をかたちに出来て良かったと思います。

先生はじめ皆さんのご協力に心から感謝します。

 

飯島先生のワークショップの内容は、ガラスのピラミッド内の空間を飛ぶ、

定番の「ラワンの種」以外に毎年新しい工夫をして下さり、

何回参加しても飽きないものです。

思いがけない動きをする物体をびっくりして見つめたり、上を見上げる子どもたちの輝く目やはじける笑顔を見ると、私たちも嬉しくなります。

この経験はきっと子どもの心の中に「こども日」の思い出として刻まれて、

大きくなっても何度も思い出すことでしょう。

私たちモエレ・ファン・クラブは、これからもモエレ沼公園でこのような機会を

沢山提供し、一緒に楽しい記憶を積み重ねたいと思います。

今回参加された皆さんも、参加出来なかった方も、来年の「こどもの日」にモエレ沼公園でまた会いましょう。

ワークショップの準備や運営に協力して下さったファン・クラブの会員や

ボランティア・スタッフの方、どうも有難うございました。

(斉藤)

 

みんなで楽しむクリスマス in モエレ 2010

2010/12/21 (Mon) (Thu) (Fri) (Tue) 11:14

こんにちは。事務局の永谷です。

先日12月19日、モエレ沼公園のガラスのピラミッドで、

「みんなで楽しむクリスマスinモエレ2010」を開催いたしました!

 

当日はたくさんの方々に御参加頂きました。ありがとうございます!
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司会は、FMラジオでもおなじみの香川まりさんです。

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今年も、クリスマスイベントにご協力いただいた北清企業さんから、バイオディーゼルについてのお話を聞くことができました。これに合わせて、今年もたくさんの参加者の方々に、廃油を持参していただきました。
ありがとうございます!
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今年は化学の知識にも触れつつバイオディーゼルについてご説明いただいたので、
特にお父さんたちは真剣に耳を傾けていらっしゃいました。
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ここで、廃油を「洗う」ためにしばし時間を置きます。

そして、いよいよ、アレンジメントを教えてくださる梅木先生のご登場です。
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今年は去年までの反省も踏まえて、

簡単に、でも素敵なアレンジメントのつくりかたを考えてきてくださいました。

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先生の説明を良く聞こうと、皆さんが先生のテーブルに集まり、手順をしっかり確認します。
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これがアレンジメントの材料。
どんなアレンジメントになるのかは、お楽しみです。
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この間、しばらく熟成中の廃油…
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さあ、アレンジメントづくりの始まりです!
どのテーブルでも、親子で力を合わせて、アレンジメントをつくりあげていきます。
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お父さんやお母さんと一緒に何かをつくるのって、とても楽しいんですよね。
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窓の向こうには、「何しているんだろう?」と覗きに来る方々も。
毎年やっていますので、ぜひ来年ご参加ください♪
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赤いジャンパーをきたスタッフも、作業をお手伝いします。

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さて、そうこうしている間に、廃油がうまく分離して、バイオディーゼルができあがったようです!

汚れがビンの下にたまっているのがわかります。

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上がアレンジメントづくりの途中経過、下が完成版です。
これは梅木先生が見本としてつくってくださったものです。
ここに皆さんそれぞれの個性が加わり、様々なアレンジメントが出来上がりました。

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アレンジメントをつくったあとは、レストラン「ランファン・キ・レーヴ」さんからのプレゼント!

クリスマスケーキとチキン・ポテトのセットです♪

自分のつくったアレンジメントを眺めながら食べるクリスマスケーキは、格別の味でしょう♪
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シェフの児玉さんにもご挨拶頂きました。

毎年おいしいケーキとチキンをありがとうございます!

 

これで、今年のクリスマスイベントは無事終了いたしました。

今年も楽しんでいただけたでしょうか。

来年も行いますので、是非ご参加ください♪

たくさんの方のご応募、お待ちしております!

モエレ沼公園グランドオープン五周年記念 アートフォーラム ご報告

2010/11/18 (Mon) (Thu) (Fri) (Tue) (Thu) 09:33
こんにちは。
事務局の永谷です。

 




昨日11月17日に、モエレ沼公園グランドオープン五周年を記念して、アートフォーラムが後楽園ホテルで行われました。
「イサムノグチの誕生日を祝い、モエレ沼公園とモエレファンクラブの明日を語るフォーラム」ということで、
彫刻家 安田侃 さんと、MFC会長 小林英嗣会長 の対談、
フルートの小泉浩さんと、ピアノの柴田千賀子さんによる、イサムノグチ106歳バースディ・コンサート
が催されました。

60名を超える多くの方々にご参加いただき、会場は超満員状態でした。
MFC会員のみならず、一般の方からも半数近くご参加いただくことができました。ありがとうございました。


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対談では、
安田さんのイタリアでのお仕事等のお話を交えながら、様々なお話を伺うことができました。
モエレ沼公園は、「時間を超え、ずっと続いていく、子どもたちへの贈りもの」であること。
それは、「新しい担い手を、志をはぐくむ」ことにも通じているということ。
北海道の魅力は広々とした大地であり、北海道全体に「大地にたつ彫刻公園」ともいうべきものが数多くちりばめられていること。このような北海道の「本物」「オリジナル」を100年かけて作っていけば、1000年の時に耐えうるのだということ。
文化は「議論することによって積み重ねられてきた価値観。批評すること、反論することもまた重要」であること。
最後に、モエレ沼公園を今後どのように活用していけばいいかということについては、
「作った人はすぐに死んでしまう。残ったものを自分のために使うのか、人のために伝えるのか。」
「子どもの感性とあの空間がどれだけ響き合うか」
「感動してくれる空間を誰が維持していくのか」
「自信を以て、メッセージ(批判も含めて)を出していくことが重要」
といったお話を伺うことができました。
いくつもの興味深いキーワードが出てきて、大変勉強になりました。
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軽食は、
後楽園ホテルさんの素敵なお料理がバイキング形式でふるまわれました。
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フルートの小泉浩さんと、ピアノの柴田千賀子さんによる、イサムノグチ106歳バースディ・コンサートでは、
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シュトックメストの歌のつばさ幻想曲
フォーレのシチリアーノ
ケーラーの子守歌
ラフマニノフのヴォカリーズ
梁田貞さんの城ヶ島の雨
最後に、武満徹さんの巡りを小泉先生がソロで演奏してくださいました。
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武満徹さんの巡りは、イサムノグチに捧げられた追悼の曲です。
私はこの時まで「現代音楽」というジャンルがあることすら知らず、この時初めて耳にすることができました。
メロディーという概念とはまた違った、音の連なりの美しさみたいなものを感じました。
演奏を聴きながら、私が好きなイサムノグチの言葉「石を叩いてみれば、われわれ自身のなかに、存在のこだまが返ってくる。それは、宇宙全体に反響する。」
を思い出していました。
日ごろ生演奏の音楽を聴く機会があまりないため、
有名な演奏家のお二人の演奏を聴くことができたのは、とても貴重な機会だったと感じます。

大通公園に設置されているブラック・スライド・マントラを眺めながら、
対談に耳を傾け、演奏に身をゆだねる、大変素敵なアートフォーラムになったと思います。