−モエレ沼公園グランドオープン記念−
−mfcコンサートシリーズvol.2−
川 村 京 子・都一中コンサート
●開催概要
●ごあいさつ モエレ・ファン・クラブが贈るコンサートシリーズの第2弾です。 今回は、イサム・ノグチゆかりの筝奏者川村京子氏、一中節(いっちゅうぶし)の12世家元、都一中(みやこいっちゅう)氏をお招きし、日本の美しい音楽を堪能していただきます。 一中節(いっちゅうぶし)は今から300年以上前の江戸時代に誕生した三味線音楽です。絵画の尾形光琳、光悦などと同時代に生まれたこの音楽は、究極のリゾート、極楽浄土作りをテーマに当時の人々の心を大きく捉えました。一中節はその後の音楽にも大きな影響を与え、三味線音楽のルーツとして最も優美で繊細な音楽とされています。 伝統に磨かれ最高に研ぎ澄まされた粋で優美な音楽、現代建築空間の中にゆっくりと流れていく豊潤なひととき、どうぞご期待ください。
●プロフィール 川村 京子(かわむら きょうこ) 東京に生まれる。 10歳のとき、偶然に見たテレビで放送された中能島欣一の箏演奏に感動し、箏の稽古を始める。お茶の水女子大学付属小、中、高等学校を経て、東京芸術大学音楽部邦楽科山田流箏曲専攻。在学中、山田流箏曲を人間国宝の中能島欣一芸大教授に師事。卒業時、皇居桃華楽堂にて御前演奏の栄誉を授かる。一中節を人間国宝の十一世都一中家元に師事し、1975年に「都一すみ」の名を許される。また笛を福原流宗家で人間国宝の寶山左衛門及び福原徹に師事し、1998年「福原百紫草」の名を許される。
都 一中(みやこ いっちゅう) 東京に生まれる。 幼少より父・常磐津子之助から常磐津節浄瑠璃と三味線の手ほどきを受ける。東京芸術大学音楽学部邦楽科長唄三味線専攻。1981年、一中節を家元十一世都一中師に師事し、父の前名・常磐津文字蔵の二代目を襲名。1986年、三月大歌舞伎公演において,歌舞伎座の立三味線(主席奏者)に昇格。1991年、十二世都一中を襲名し,一中節家元を継承する。1995年以来,海外でも講演,演奏会を数多く開き,日本の邦楽紹介に積極的に取り組んでいる。また、さまざまな講演やコンサート活動をとおして日本の伝統音楽の普及に努める。
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●チケット販売について ・チケットご希望の方は、下記の記入事項をご記入の上、2月28日(月)までにメールでお申し込みください。 ・お席に限りがありますので、お早めにお申し込み下さい。 ・チケットのお申し込み先: info@moerefan.com(担当:武市、森本)
●お申し込み記入事項 ・ 住所 ・お名前 ・購入するチケット枚数(一般、大学生・高校生、中学生以下) ・連絡先電話番号
●送迎バスについて ・当日は現地まで送迎バスを用意しております。 ・乗車希望の方は、メールにてお申し込みください。 ・行き:15:00 札幌駅北口発(※時間厳守 駅北口の鐘の広場に10分前にお集まりください。) ・帰り:18:00(コンサート終了後)及び19:30 モエレ沼公園発 札幌駅着 ・料金:片道大人350円/中学生以下150円 ・送迎バスのお申し込み先: info@moerefan.com(担当:武市、森本)
お問い合わせ先: info@moerefan.com(担当:武市、森本)
●-mfcコンサートvol.2-開催のご報告 3月5日に「川村京子・都一中 コンサート」を開催しました。 当日はお天気も穏やかで、まさにコンサート日和の一日でした。 ガラスのピラミッド2階スペース2で開かれた第一部では、筝組歌「思い川」、筝曲「雨後」、そして一中節 「小春髪結段」(近松門左衛門 「心中天網島」より)が演奏されました。 休憩をはさんで、アトリウムで行われた第二部では一中節「松の羽衣」が演奏されました。
コンサートの途中では都一中さんの楽しいお話しもあり、和やかな雰囲気でコンサートが進みました。 一中さんのお話しでは、なんと一中節が札幌で演奏されたのは史上初とのことで、とても意義のあるmfcコンサートとなったと思われます。 参加された皆様、ありがとうございました。
●「川村京子・都一中 コンサート」と「2005弥生の会」 スタッフボランティアのご報告 3月5日(土)に—mfcコンサートシリーズ vol.2—「川村京子・都一中 コンサート」と「2005弥生の会」が開催されましたが、このイベントではスタッフボランティアとして、何人かの方にイベントのサポートをしていただきました。 サポートしていただいたのは、佐々木さん、大原さん、深林さん、古谷さん、加藤さん、猪俣さん、小野さんの7名でした。 本当にありがとうございました。 そのスタッフボランティアの一人、小野さんから当日の感想をいただいたので、ご紹介します。 参加された皆様、ありがとうございました。
川村京子さんと都一中さんのコンサート会場を設営するお手伝いをさせてもらいました。 ガラスのピラミッドの中で普段はちょっと入れない控え室に入れたり、本物の「あかり」を組み立てたり。 そして本番、箏・三味線の演奏を聴くのは初めてでしたが、第一部では椅子のあるスペースで、第二部ではアトリウムへと移動し座布団を敷いて段差に腰掛けてのコンサートと場所が変わると演奏の雰囲気も変わるのだなと思いました。 そういえばコンサートが始まる前、椅子を並べていてふと見ると、ウェディングドレスを着た花嫁さんがいました。結婚式会場として使われていた様です。きれいに光が落ちるアトリウムでの結婚式も素敵です。いろいろな活用のされ方があるのだと改めて感心。 一日通してピラミッドの中に居ましたが、中も外のモエレ沼公園全体も光りの移り変わりと共に時間の移り変わりがゆったりと感じられる場所でした。 ●小野めぐみ |
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