来る10月29日(日)に、「モエレ未来の森づくり2023」を開催しますが、その参加者を募集します。
このプロジェクトは、モエレ沼公園「サクラの森」の樹木がうまく育っていない場所に、「生態学的混播・混植法」による苗木の植樹と、樹木が混み合い間伐が必要な場所の「馬搬」による間伐を合わせて行うものです。
モエレ沼公園は、「ゴミ処分場跡地」を公園としたために、その植栽環境が悪く、当初の公園造成から30年以上経った今も、樹木がうまく育たない場所があります。一方で、ほかの樹木が育つまでの風除けなどの目的で植えた、強くて成長の早い針葉樹やヤナギなどの樹木が密生してしまい、健全で美しく、生物多様性に富む森づくりを進めるための間伐が急がれる場所が多数あります。
このことを解消していくために企画したのが「モエレ未来の森づくり2023」で、「生態学的混播・混植法」の開発をした岡村俊邦さん(北海道科学大学名誉教授)を講師に、そして西埜将世さん(西埜馬搬)をお迎えして行います。
「生態学的混播・混植法」の概要については、下図をご覧ください。
苗木は、皆さんの手で植えられた後に、厳しい環境にも適応したくましく育っていきます。
その仕組みは、当日に岡村先生から説明してもらいます。
また、西埜将世さんによる馬搬のイメージは、次の写真を見てください。
馬搬は、人が切った樹木の運び出しなどを馬の協力で行うものです。樹木の運び出しのための道を作らず、そして機械や車を使わないので、とても自然にやさしく、モエレ沼公園にもふさわしい方法でしょう。
今回は、カップとウクルの二頭がモエレ沼公園で働きます。やさしく力強い馬たちが働く姿が公園で見れますよ!
申込は、チラシに書いてあるように、moerefan[@]moerefan.or.jpにメールでお願いします。
(送信時に[@]の部分を@に置き換えて送信ください)
小学生を含む家族(兄弟姉妹の未就学児は参加可能です)を10組募集します。
昼食や飲み物などは持参し、野外活動しやすい服装や靴でお願いします。
みんなで一緒に、モエレ沼公園の未来の森を作りましょう!
なお、この事業は今年が初めての取組ですが、今後も続けていく予定です。