3/11(水)に講演会「いま、イサム・ノグチを語る。」が開催されました。
前日の荒天で、開催自体が危ぶまれましたが、なんとか天気も持ち直し、
無事開催の運びとなりました。
あー良かった、と、スタッフ一同ホッと胸をなでおろした次第です。
ですが、荒天の余波か当日欠席者が多く、1割ほど空席ができてしまいました。
今回の講演会は予約制で、早い段階から満席になってしまい、次々と来る申し込みを
お断りしていたのです・・・。運営の今後の課題とします!
当日は3月11日。開始前に全員で黙とうを捧げました。
さて、講演会は2部制となっており、1部は歌人の山田航さんの講演でした。
「野口米次郎と石川啄木」というテーマで、イサム・ノグチの父、野口米次郎に焦点をあて、石川啄木との交流を軸に進められたお話は、大変興味深いものでした。
(山田先生の啄木の貶しかたが面白かったです)
2部は建築史家・建築家の藤森照信さんの講演です。
「イサム・ノグチさんと私の建築」というテーマで、スライドを交えながら、藤森先生がわかりやすく、面白く説明してくださったので、専門的なことがわからない私でも話しに引き込まれました。 藤森先生のファンだという方からは、「札幌でこのような講演会を開催してくれてありがとうございます!」とのお声もいただきました。
笑いとユーモアたっぷりのあっという間の時間でした。
(事務局:岡田八千代)