２１日（土）に、ジャズピアニスト南山雅樹さんをお迎えし、豊平館から借り受けたピアノを使いコンサートシリーズを行っていく新企画「ライヴ　イン　ピラミッド」の第一弾を行いました。

さてこのピアノ、市内楽器店から市が寄贈を受けた古いものですが、なんと往年の大ピアニストのヴィルヘルム・ケンプのサインが入っています。ケンプが来札時に練習か何かで使ったらしいのです。それを南山さんに教えると、さっそく写真に収め「今日はもうこれでいいです」と。お～ピアニストの反応は違うなあ～と思った一瞬（笑）

アトリウムの開放的な雰囲気のなかで音楽も公園も楽しんでいただこうという試みなので、人出や騒音などの不安がありましたが、期待以上に穏やかな雰囲気のなかで演奏を聴いていただくことができました。

南山さんのオリジナルや、「サマータイム」「ゴールデンイヤリングス」などのジャズのスタンダードなど１時間に亘る心地よい演奏、こちらはすっかり楽しませてもらいましたが、残響が多く普段と違う音環境に、南山さんは苦労されたと思います。ありがとうございました。

またよろしくお願いします。

こういう風に音楽を聴くと、やはりアルコールも欲しくなりますね。今後の企画で検討します。（正直言うと、準備担当の私は自転車で出かけ、そうだと閃き着いた１時頃にビールを一杯飲んでいたのでしたが（笑））

このシリーズは、少なくともピアノを借りている４年間は続けられます。
いろいろと試行錯誤はあるかと思いますが、すばらしい演奏者の方々とともに今後を積み重ね、モエレの新たな風景になっていければと思います。

次回は９月を予定していますので、乞うご期待です。