2011/08/06
BDFバス臨時運行(緊急雇用推進事業)

札苗地区商店街のお祭り、「燃えれ!わが街2011」に合わせて8月6日(土)、8月7日(日)の2日間限定で、札幌市役所本庁社前発―札苗商店街経由―モエレ沼公園まで「BDFバスモニター運行を実施しました。

現在、モエレ沼公園には年間90万人に及ぶ人たちが訪れています。

これらの訪問者が出すCO2やゴミなども膨大なものになっていると想像できます。

こうした背景から、環境保全を意図して昨年末からモエレ沼公園周辺の廃食油回収運動を進めてきました。

この廃食油運動には札苗小学校、札苗北小学校、札苗緑小学校のほか、札苗商店街振興組合、北清企業などの協力がありました。

今年度は新しい取組みとして、札苗地区のお祭り「燃えれ!わが街2011」に合わせ、エコで環境に優しい話題のBDFバスを「大通公園」-「モエレ沼公園」間を、無料運行しました。

BDFバスモニター運行は、こうして回収されたゴミが、資源となって燃料として活用される様子を目に見える形で学んでもらおうという環境教育とともに、モエレ沼公園は札幌中心部からの公共交通の便が悪いとの苦情も多く実施したものです。

BDFバスの利用者は市民、旅行客の半々となり、残念ながら廃油を集めてくれた多くの小学生は夏休みでどこかへ出かけてしまったのか、乗車はありませんでした。

大きな課題は、新聞で取り上げてもらったものの、モエレ沼公園へのPRとアクセスが不足していることだと思いました。これを教訓に次回へつなげていきたいと思います。